■診療内容
当科は2016年に新設した新しい診療科です。対象疾患は関節リウマチおよび膠原病の診療です。2016年までは呼吸器・アレルギー内科とともに診療を行っておりましたが、2017年2月より外来を移転し、新しい診療体制が整います。
主な対象疾患
関節リウマチ 乾癬性関節炎 脊椎関節炎
膠原病 全身性エリテマトーデス 強皮症 多発性筋炎/皮膚筋炎 混合性組織結合病 (MCTD)シェーグレン症候群
成人スティル病 ベーチェット病 リウマチ性多発筋痛症 血管炎症候群(顕微鏡的多発血管炎 多発血管炎性肉芽腫症(ウエゲナー肉芽腫)好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(アレルギー性肉芽腫性血管炎)高安動脈炎、巨細胞性血管炎など)
IgG4関連疾患
■特徴・特色
関節リウマチ、膠原病は全身の炎症性疾患であり、多彩な症状を示すのが特徴です。診断治療には専門的な知識が必要であり、難治性疾患とされていました。近年、診断基準、診療ガイドラインが整備され、生物学的製剤などの新しい治療の普及により関節破壊の抑制や臓器予後・生命予後の改善を認めています。
当科では積極的な最新治療の導入(生物学的製剤、抗リウマチ薬、免疫抑制剤)による関節リウマチ・膠原病治療を行っております。
関節リウマチ・膠原病は多臓器疾患であり、当科のみでは診療が完結しません。大学病院の強みを生かし、各診療科、地域との連携を通じて患者さんの医学的な問題点のみならず、精神的な問題や社会的な問題の解決を目指します。
また関節リウマチの治療はリウマチセンターとして、整形外科、リハビリテーション科と協力しながら診療を行います。
■診療体制
外来受診
初診;月~金
より質の高い診療を行うため、原則初診は予約制をとっております。当科宛ての紹介状を患者様にお渡しして、お電話で予約を取っていただくようにお伝えください。画像、データなど診療に役立つ情報も添付してください。
至急受診が必要な場合は対応いたしますので医療機関より直接ご連絡ください。